EFE「グローブの重さに負けていない」…ただし無失点は3試合だけ

『EFE』は、エミリアーノ・マルティネスの後任として加入した鈴木について「グローブの重さに押しつぶされてはいない」と評価した(記事の表現を編集部訳)。高いレベルで安定した働きを続けており、コーナーキックの処理を誤ってオウンゴールとなったフラム戦のミスも、その仕事ぶりを曇らせてはいないという。一方で「改善の余地はある」とも指摘し、鈴木が無失点で終えた試合はハル、フェネルバフチェ、ニューカッスルとの3試合だけで、それがヴィラの守備の脆さを物語っているとしている。

フラム戦(1-1)のあと、エメリ監督は「これもサッカーの一部だ。彼は見事なプレーで数多くのセーブを重ねている。1回ミスをすることもある」と話していた(英メディア報道を編集部訳)。鈴木は9月のCL初戦、クラブ・ブルッヘ戦から3試合すべてに先発している。ヴィラは3戦全勝で、勝ち点9でパリ・サンジェルマン(PSG)に次ぐ2位につけている。

鈴木彩艶(日本代表)(資料写真)
鈴木彩艶(日本代表)(資料写真、2024年1月撮影)

エメリ監督が警戒するバルサの「GKからの組み立て」

エメリ監督は2日の記者会見で、バルサについて「中盤は並ぶのが難しい。高いレベルの攻撃陣が3人いて、GKから組み立てられ、ピッチ全体で1対1の勝負を挑み、高いラインを生かす。それがフリック監督の色だ」と語った(『ムンド・デポルティーボ』掲載、スペイン語を編集部訳)。『ムンド・デポルティーボ』の記事で確認できた範囲では、鈴木個人への言及はない。

足元の技術は鈴木自身の武器でもある。DFマティ・キャッシュは、加入直後の練習を振り返り「ポゼッションのドリルを見て、中盤の選手を獲得したのかと思った」と話している(10月24日のマンチェスター・シティ戦後、『TNTスポーツ』に)。バルサの攻撃陣に対しても、鈴木のパスとセーブの両方が試されることになる。

迎え撃つバルサはCL2勝1敗、ヤマルはあと1点で記録更新

バルサはCL3試合を2勝1敗(勝ち点6)で終え、PSGに2-4で敗れた。その後のクラシコでもレアル・マドリードに1-2で敗れたが、10月31日のアラベス戦は6-1で大勝している。フリック監督は「アストン・ヴィラは好調で、エメリ監督は欧州屈指の指揮官の一人だ」と警戒し、目標は「上位8チームに入ること」と話した。『アルジャジーラ』によると、バルサはCLで18試合連続で無失点がなく、今季の同大会で最も長い記録だという。

『EFE』によると、ラミン・ヤマルが得点すれば、CLの20歳未満の通算得点でキリアン・ムバッペ(現在は両者とも13点)を上回る。ヴィラはオナナ、ルッジェーリ、ワン=ビサカを欠く見通しで、バルサも守備陣のクンデ、エリック・ガルシア、クリステンセンらが負傷で戦列を離れている。