「誰からも保証は必要ない」

キャリック監督は現地29日の会見で、クラブ上層部と自身の将来について話したか、代表ウィークまでの見通しについて保証を受けたかと問われ、こう答えた。「誰からも保証は必要ない。自分の立場も、仕事の責任も、それに何が伴うかも理解している」(The Peoples Personの会見実況、編集部訳。以下同じ)。

今週もまだ指揮を執っていることに驚くかと聞かれると、「驚いてはいない。自分の仕事をするためにここにいる。チームをもっと良くしたいと切に願っている」と答えた。25日のボーンマス戦(0-3)のあとの心境については「何も予期していなかった。試合内容と結果に向き合っていただけだ」と説明。スタジアムの雰囲気がふだんと少し違っていたことにも触れ、頭にあったのは何を改善すべきかだけだった、と振り返った。

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勝ちなしは公式戦8試合、去就をめぐる報道

マンUは公式戦8試合勝ちがなく(3分け5敗)、これより長い勝ちなしは1988年10〜11月の9試合が最後だ。21日のCLコモ戦に1-4、25日のボーンマス戦に0-3と、直近2試合は大敗した。プレミアでは1勝4分け3敗の勝ち点7で16位。同時期の勝ち点としては1986-87シーズン以来の少なさで、降格圏の18位ノッティンガム・フォレスト(勝ち点6)とは勝ち点1差だ(チェルシー公式サイトの試合前データ、プレミアリーグ公式の順位表)。

去就をめぐっては、スカイスポーツが28日、ウィルコックス・スポーツディレクターとベラダCEOが26日にキャリック監督の将来を協議し、後任の選択肢も検討していたものの、「少なくともあと1試合」は指揮を任せると決めたと伝えた。同局は後任候補にエディ・ハウ氏とユリアン・ナーゲルスマン氏の名が挙がっているとも報じているが、いずれも同局の報道で、クラブからの発表はない。キャリック監督は今年1月、ルベン・アモリム前監督の解任を受けてシーズン終了までの契約で就任し、17試合で12勝を挙げて3位に導いて、5月22日に正式就任した(スカイスポーツ)。

ブルーノの扱いとチーム事情

焦点の一つが、主将ブルーノ・フェルナンデスの扱いだ。ブルーノはコモ戦後に監督の戦術を批判し、ボーンマス戦は控えに回って出番がなかった(スカイスポーツ)。キャリック監督は会見で、「彼はこのチームにとって重要な選手だ。これまでもそうだったし、これからもそうだろう」と語り、「我々2人で力を合わせ、物事を良い方向に進めていかなければならない」と続けた(BBCの報道、サッカーキング、編集部訳)。ボーンマス戦を控えにした理由は、あの試合に向けてチームとして考えた判断だったと説明し、「ブルーノはこのクラブに高い献身性を示している。何の問題もない」と話している。主将の座については、ボーンマス戦で腕章を巻いたハリー・マグワイアとどちらが務めるのかと聞かれ、「それについて決める必要はない」と答えた(The Peoples Personの会見実況)。プレミアリーグ公式の予想先発は、ブルーノの先発復帰を見込んでいる。

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負傷者の状況にも触れた。FWのシェシュコは「長い期間」の離脱になる見通しで、復帰時期は「まだはっきりしない」という。プレミアリーグ公式は年明けまで欠場の公算が大きいと伝えている。一方、MFのコビー・メイヌーは28日に軽い練習をこなし、チームの練習に戻った。「良い知らせだ」とキャリック監督は話した。

チェルシーはDF2人を欠く

チェルシーのシャビ・アロンソ監督は30日の会見で、ラクロワについて「代表ウィークまでには戻れないと見ている。数週間は離脱だ」と明らかにした(チェルシー公式サイト)。ラクロワは28日のカラバオ杯4回戦リヴァプール戦(敵地)で前半終盤に負傷した。フランスのRMCスポーツは左太もものハムストリング断裂と伝え、11月のフランス代表からも外れると報じている(サッカーキング)。ヨレル・ハトも背中の問題で欠場する。アロンソ監督は「いつ戻れるかは分からないが、明日は出られない」と話した。モイセス・カイセドは「問題ない」とし、ペップ・チャバリアは3試合欠場したが出場の可能性がある。今季プレミアでチーム最多の5得点を挙げているFWジョアン・ペドロは、27日に太ももの負傷で「数週間」の離脱と発表されている。

4月はマンUが1-0、通算200度目の対戦

チェルシーは24日のトッテナム戦に0-2で敗れ、28日のカラバオ杯はリヴァプールにPK戦で敗れて敗退した。それでもリーグ戦は勝ち点13の5位で、土曜昼のプレミア戦は直近11試合負けなしだ。マンUは4月18日にスタンフォード・ブリッジで1-0と勝っており、キャリック監督のチェルシーとの対戦成績は2勝1分け1敗。今回は両クラブの通算200度目の対戦で、マンUのマテウス・クーニャはプレミアのチェルシー戦7試合で5得点(うち4点がスタンフォード・ブリッジ)を挙げている(チェルシー公式サイト)。

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