雨の前半は両GKが好守

前半は激しい雨の中で行われた。チェルシー公式サイトによると、15分ごろにパーマーが角度のない位置から放ったシュートを、トッテナムのGKアントニーン・キンスキーがセーブ。ジョーダン・ヘンダーソンやペドロ・ネトのシュートも防いだ。

チェルシー/トッテナムPR

チェルシーのゴールを守ったのは、エミリアーノ・マルティネスの負傷でプレミアリーグ初先発となったペンデルスだった。オマル・マルムーシュの至近距離からのシュートを止め、続けて飛び出してテルの左足シュートも防いだ。シャビ・アロンソ監督は、練習で負傷したジョアン・ペドロに代えてジオバニ・クエンダを起用し、クエンダにとってはイングランドのトップリーグで初の先発となった。

CKからの失点、直後にパーマーが2枚目の警告

後半は互いに決定機が少なく、試合が動いたのは77分だった。マテウス・フェルナンデスのCKに、ヤン・パウル・ファン・ヘッケが競り込む。プレッシャーを受けたペンデルスの手に当たったボールがゴールへ向かい、マクセンス・ラクロワのかき出しも及ばなかった。

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2026年10月24日、スタンフォード・ブリッジのチェルシー対トッテナム戦で、トッテナムの守備陣とGKアントニーン・キンスキーの前でシュートを放つチェルシーのエステヴァン
途中出場からゴールに迫ったエステヴァン(左、2026年10月24日、スタンフォード・ブリッジ)。写真:チェルシー公式サイト掲載

パーマーは71分、もみ合いの中でイエローカードを受けていた。失点から3分後、中盤でコナー・ギャラガーに遅れて当たり、クリス・カヴァナー主審は2枚目の警告を提示。チェルシーは残り10分を10人で戦うことになった。

87分、トッテナムが突き放す。自陣でボールを拾ったテルが前へ運び、ラクロワをかわしてゴール隅へ流し込んだ。

デ・ゼルビ監督「彼らはこの勝利にふさわしい」

トッテナムは直前の月曜日にコヴェントリーを下して今季リーグ戦初勝利を挙げたばかりで、これで2連勝となった。ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、米『NBCスポーツ』に「ファンにとっても、クラブにとっても、選手にとっても大きな瞬間だ。彼らはこの勝利にふさわしい」と語り、「メンタリティーも、選手同士の関係も、ピッチ上のプレーの質も大きく良くなっている」と手応えを口にした。

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米『NBCスポーツ』によると、トッテナムは試合前の時点で、敵地でのチェルシー戦はリーグ戦直近36試合で1勝しかしていなかった。チェルシー公式が23日に掲載したデータでは、トッテナムはリーグ戦のロンドン・ダービーで6連敗中だったが、その連敗も止めた。

チェルシーは勝ち点13の4位にとどまり、トッテナムは勝ち点9で12位につけている(いずれも試合終了時点)。チェルシーは現地28日、カラバオ・カップ4回戦でリヴァプールと対戦する。

出典・参考資料