「不当な退場」「重すぎる処分」の訴えはどちらも退けられた

英国の通信社PA通信によると、FA(イングランドサッカー協会)は現地29日(木)、独立の規律委員会(Regulatory Commission)がアーセナルの異議申し立てを退けたと発表した。アーセナルは、ダウマンの退場が不当だという主張と、処分が重すぎるという主張の両方で争っていたが、委員会はどちらも認めなかった。FA広報は「独立の規律委員会は、マックス・ダウマンに関する不当な退場と過大な処分の両方の主張を退けた」と説明している(日本語訳は編集部)。委員会の判断理由は「後日公表される」という。

欠場はリヴァプール、ハル、ニューカッスル戦の3試合

処分は3試合の出場停止で、PA通信は対象をプレミアリーグの3試合と伝えている。現地11月1日(日)のリヴァプール戦(アウェー)、ハル・シティ戦(ホーム)、代表ウィーク明けのニューカッスル戦(アウェー)で、プレミアリーグの日程表ではハル戦は11月7日、ニューカッスル戦は21日にあたる。

出場停止が及ぶのは国内の試合だけで、UEFAチャンピオンズリーグには影響しない。アーセナルは来週水曜(11月4日)にスラヴィア・プラハとのアウェー戦を控えており、ダウマンはこの試合には出場できる(米『ヤフー・スポーツ』掲載記事)。

85分に暴力行為で退場、アルテタ監督の反応は

退場は現地27日のカラバオ杯4回戦、フリートウッド戦の85分(PA通信)だった。英『スカイスポーツ』によると、試合終盤に強烈なタックルを受けたダウマンが、フリートウッドのハリソン・ニールを蹴る動作を見せ、暴力行為で一発退場となった。試合は1-1のままPK戦に入り、アーセナルが3-5で敗れている。

ミケル・アルテタ監督は試合後、ダウマンに何を伝えたかを問われると「試合前に話し合っていたことだった」とだけ答えた。ダウマンが学ぶべきことがあるかとの問いには、「何が起きるかについては非常に明確にしていた」と述べ、「感情面で我々が制しなければならないこと」を挙げた(スカイスポーツ)。PA通信によると、監督は退場についてまだ本人と話していないとしていた。

ダウマンは16歳。今季は9月15日のカラバオ杯3回戦、イプスウィッチ戦(4-2)で今季初出場を果たし、7分と47分に2得点を挙げていた(『サッカーキング』)。