アルテタ「そろそろ勝つ時だ」…アンフィールドで14年勝てていない
アルテタ監督は30日の会見で、リヴァプールが優勝争いのライバルかを問われ、こう答えた。「トップクラブはどこも間違いなく優勝争いの候補だと思う。シーズンはまだ序盤で、戦力も、監督も、歴史も見ればなおさらだ。日曜は大きな試合になる。楽しみにしている。あそこで勝てていないのが14年になる。だから、そろそろ勝つ時だ」(アーセナル公式、原文英語、日本語訳は編集部)。
この「14年」の範囲は、アーセナル公式サイトの説明で確かめられる。アンフィールドでのプレミアリーグ最後の勝利は2012年9月の2-0で、当時の中盤でプレーしていたのがアルテタ本人だった。その後、同地でのプレミア13試合は5分け8敗。リヴァプール公式も、アーセナルは2012-13シーズンの勝利以来、アンフィールドで13試合勝てていないと伝えている。アーセナル公式は「2020年カラバオ杯のPK戦勝利を除けば」と断ったうえで14年と書いている。
アルテタは「私がここに来た頃は、勝てていない場所がいくつもあった。20年、22年、18年という具合だ。日曜はその好機だ」とも話した。「確信を持って乗り込むことが第一だ。ここ数年は勝利にとても近づいてきたが、何かが足りない。それをここ数日話し合ってきた。明確な目的を持って乗り込み、相手に痛手を与えて、勝利とともに帰る」と続けた(アーセナル公式、原文英語、日本語訳は編集部)。
数字は厳しい。リヴァプール公式によると、アーセナルのアンフィールドでのプレミア勝率は18%(34試合6勝)で、10回以上訪れたスタジアムの中で最も低い。昨季は2025年8月にアンフィールドで0-1と敗れ、エミレーツ・スタジアムでは0-0だった(リヴァプール公式)。
イラオラ「順位を見始めるのはまだ早い」…リヴァプールは公式戦5連勝
リヴァプールのイラオラ監督も30日に会見した。アーセナル戦が順位に与える意味を問われると「順位を見始めるには、まだ早いと思う。とても難しい試合に向けて自分たちを整えることが大事だ」と答えた。相手については「現王者で、今季ここまで負けたのは1試合だけだ」と評価し、「非常に良い選手たちが、よく動き、連動し、互いをよく理解している。その挑戦に備えなければならない。厳しい試合になるだろうが、自分たちの選手を信頼している。日曜は間違いなく良い雰囲気になる。勝てるレベルに達したい」と話した(リヴァプール公式、原文英語、日本語訳は編集部)。

リヴァプールは公式戦5連勝中で、直近は10月28日のカラバオ杯チェルシー戦(1-1からPK戦6-5)だ。ただ、イラオラは「5勝のうちリーグ戦は2つだけだ。リーグ戦で言えば、勝ち点を取り戻すにはまだ勝利が必要だ」と語った。リーグ戦は開幕4試合で1勝、直近4試合で3勝(アーセナル公式)。8試合を終えて4勝3分け1敗の勝ち点15で、5位につけている(プレミアリーグ公式)。
2人の監督はバスク出身で、サン・セバスティアンの下部組織アンティグオコで一緒にプレーした間柄だ(アーセナル公式)。アルテタは「光栄なことだ。若い頃に美しい時間を一緒に過ごした相手と、国内でも欧州でも大きなクラブ同士の大一番で向き合えるのは恵みのようなものだ」と話した。イラオラはボーンマス時代にアーセナル相手に好成績を残したと問われ(リヴァプール公式の質問文では直近4試合で3勝)、「結果は良かったが、あまり意味はない。まったく違うチーム、違う選手たち、違う時期だ。同じやり方はそのまま使えない。デュエルに勝つこと、相手より走ること、空中戦、セットプレーの攻防を制すること」が鍵になると述べた(アーセナル公式、リヴァプール公式)。
チームニュース…サカは離脱、リヴァプールは2人が出否未定
リヴァプールは、ドミニク・ソボスライとビクトル・ムニョスが10月中旬のブレントフォード戦で軽傷を負い、出場の可能性を残している。イラオラは「可能性はある。ただ、出場できるかは確かなことは分からない。まだ2日あるので、可能性はあると思う」と話した(30日、リヴァプール公式)。ジェレミー・フリンポンは筋肉系の負傷で欠場し、代表ウィーク後の復帰が見込まれる。コナー・ブラッドリー、ウーゴ・エキティケ、ジョバンニ・レオーニは長期離脱中(リヴァプール公式、アーセナル公式)。
アーセナルは直近の公式戦、10月27日のカラバオ杯でリーグ2(4部)のフリートウッドに1-1からPK戦3-5で敗れ、敗退している(リヴァプール公式)。ブカヨ・サカが10月のCLバイエルン戦で負傷して以来、離脱が続く。アルテタは追加のスキャンで腱の状態を確かめたことに触れ、「できるだけ早く戻したい。本人は戻りたがっていて、数日前よりずっと良くなっている」と説明。代表ウィーク前の復帰については「そう見えるが、経過を見る必要がある」と慎重だった。MFデクラン・ライス、DFリッカルド・カラフィオーリ、クリストス・ツォリスは30日に練習に復帰し、「問題なければ出場できる」という。ノニ・マドゥエケは土曜の練習後に判断し、アルテタは「除外するか」と問われて「ノニか? いや」と答えた(アーセナル公式)。
マックス・ダウマンは、フリートウッド戦の退場による3試合停止の初戦になるため出場できない。リヴァプール公式の相手チーム紹介は、サカとダウマンに加えてDFウィリアム・サリバも不在としているが、アーセナル公式の会見記事では確認できなかった。いずれも会見や試合前日の情報で、メンバーは試合直前に発表される。
リヴァプール 25/26 ホーム 半袖
数字で見る一戦…アーセナルの堅守と、イサクの6ゴール
プレミアリーグ公式の順位表では、アーセナルは8試合で7勝1敗の勝ち点21で、9試合を終えたマンチェスター・シティ(勝ち点21、得失点差でシティが上)と並ぶ。アーセナルが勝てば勝ち点24、リヴァプールが勝てば18になる。
守備はアーセナルが今季のプレミアで無失点5試合と最多タイで、枠内シュートを打たれた回数(24本)も最少(アーセナル公式)。リヴァプールも9月以降の6試合で4試合を無失点に抑え、この期間では最多だ(リヴァプール公式)。攻撃ではFWアレクサンデル・イサクが今季プレミアで6ゴールを挙げている(アーセナル公式、リヴァプール公式)。
リヴァプールは負けなければ、アーセナル戦のリーグ戦ホーム無敗を14試合とし、クラブ新記録になる(リヴァプール公式)。主審はアンディ・マドリー。キックオフは現地日曜の午後4時30分(日本時間2日午前1時30分)。
出典・参考資料
- Every word from Mikel Arteta's pre-Liverpool presser ↗アーセナル公式サイト · 確認 2026/10/31
- Arteta on Iraola and breaking records ↗アーセナル公式サイト · 確認 2026/10/31
- Arteta's update on Saka, Madueke and Tzolis ↗アーセナル公式サイト · 確認 2026/10/31
- Preview: Liverpool v Arsenal ↗アーセナル公式サイト · 確認 2026/11/01
- Press conference | Every word: Andoni Iraola on injuries, Arsenal analysis, reaching 'another level' and more ↗リヴァプール公式サイト · 確認 2026/11/01
- Liverpool v Arsenal: Team news ↗リヴァプール公式サイト · 確認 2026/11/01
- The opposition lowdown: Arsenal ↗リヴァプール公式サイト · 確認 2026/11/01
- Pre-match stats to know before Liverpool v Arsenal ↗リヴァプール公式サイト · 確認 2026/11/01
- Premier League Table 2026/27 ↗プレミアリーグ公式サイト · 確認 2026/11/01
- English Premier League standings(順位表) ↗ESPN · 確認 2026/11/01





