アリソンのパスをウーデゴールが奪い、ライスのクロスをハヴァーツが押し込む

決勝点は16分。リヴァプールがゴールキックから組み立てようとしたところで、アリソンがセンターバックのジャケへ出した短いパスをウーデゴールがカットした(アーセナル公式、ガーディアン、ESPN)。ボールは右サイドへ渡り、マドゥエケを追い越したライスが低いクロスを入れると、ファーサイドのハヴァーツが押し込んだ(リヴァプール公式、ゲキサカ)。

ハヴァーツはこの1点で、ESPNによるとギュンドアンを抜き、プレミアリーグ史上最多のドイツ人得点者(通算46得点)になった。アルテタ監督は10月30日の会見で、ハヴァーツの調子が以前の負傷と関係しているかを問われ、「数字が落ちているのは確かだが、彼にはプレーする機会もあった。前線の選手のそういう調子や効率は、よくあることだ。彼とやっていることには全幅の信頼を置いている」と答えていた(アーセナル公式、原文英語、日本語訳は編集部)。

アルテタ監督は同じ会見で、アンフィールドについて「あそこで勝てていないのが14年になる。だから、そろそろ勝つ時だ」と話していた(アーセナル公式、原文英語、日本語訳は編集部)。2012年9月の前回の勝利は、自身が中盤でプレーしていた試合だ(ガーディアン)。アーセナル公式は今回の白星を、同地での14年ぶりの勝利であり、クラブのプレミアリーグ通算300回目のアウェー勝利と伝えている。アルテタ監督は試合後、スカイスポーツの取材に、10月27日のカラバオ杯でフリートウッドに敗れたあとの試合だったことに触れ、「非常に誇らしい。立ち直らなければならなかった」と話した(原文英語、日本語訳は編集部)。

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ヴィルツのFKはクロスバー…PKを求めるリヴァプールの猛攻を、アーセナルはしのいだ

失点後はリヴァプールが押し込んだ。ESPNの集計では、ボール支配率はリヴァプールが56.4%、シュート数は17本対10本だった。前半39分にはヴィルツが左から直接FKを狙い、ボールはクロスバーを叩いた。43分にはケルケズのクロスにマクアリスターがフリーで合わせたが、ヘディングは枠の上に外れた(リヴァプール公式、ゲキサカ)。前半半ばには、ガクポのコーナーからファン・ダイクが頭で流し、イサクが飛び込む場面もあった(サッカーキング)。

リヴァプールの本拠地アンフィールド(資料写真)
リヴァプールの本拠地アンフィールド(資料写真、2018年8月撮影)

リヴァプールはPKを求める場面も複数あった。ガーディアンは、21分にティンバーがイサクのシャツをつかんだ場面を挙げている。ESPNも、この場面にVARが介入しなかった理由は疑問として残るだろうと書いた。ファン・ダイクは試合後、スカイスポーツの取材に「明らかなPKだったと思う。見返して確認した」と答えた(リヴァプール公式の要約、原文英語、日本語訳は編集部)。イラオラ監督は試合後、イサクの場面を「明らかなPKだ。シャツをつかんでいるのは誰の目にも見える」と主張した(スカイスポーツ)。一方、アルテタ監督はこの場面について問われ、「見ていない」と答えた(Yahoo Sports、原文英語、日本語訳は編集部)。

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後半もしのぎ切ったアーセナル…ツォリスのカウンターも

リヴァプールはカラバオ杯チェルシー戦から7人を入れ替え、19歳のニョーニがリーグ戦で初めて先発した(リヴァプール公式、ガーディアン)。後半はソボスライ、ングモハらを投入して攻め続けたが、同点にはつながらなかった。遠藤航はベンチ入りしたものの、出場はなかった(リヴァプール公式の未使用の控え、ゲキサカ)。

アーセナルはカウンターから、ツォリスが左から入って折り返した場面(ウーデゴールに合わず)や、右足で狙ったシュートをアリソンが好セーブで止めた場面があった(ゲキサカ、リヴァプール公式)。リヴァプールは終盤、ツィミカスのクロスにムニョスが頭で合わせたが、ラヤの守るゴールを破れなかった(リヴァプール公式)。ガーディアンによると、試合終了の笛のあと、ファン・ダイクは主審のアンディ・マドリーに皮肉の拍手を送って警告を受けた。

ファン・ダイクは試合後の取材で、「感情は失望だ。ホームで戦い、チャンスもあった。最後の15分はもっとボックスにボールを入れられたかもしれないが、今日は足りなかった」と話した。失点のあとの流れについては「ずっと良いプレーができた。マクアリスターの大きなチャンスが試合を変えていたかもしれない」と振り返り、「負けたのは残念だが、アーセナルはおめでとう」と続けた(リヴァプール公式の要約、原文英語、日本語訳は編集部)。

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勝ち点24で首位、シティと3差…次はスラヴィア・プラハ、ハル

ESPNとBBCの順位表では、アーセナルは9試合で8勝1敗、勝ち点24で首位に立った。2位は9試合で7勝2敗の勝ち点21のシティ、3位はブライトンで勝ち点19。リヴァプールは4勝3分け2敗の勝ち点15で5位だった。シティは直近のリーグ戦でブライトンに敗れ、2連敗中だ(既報)。リヴァプールの公式戦連勝は5で止まり、イラオラ監督のもとでの2敗目になった(リヴァプール公式、ガーディアン)。

アーセナルは次、4日(水)にチャンピオンズリーグでスラヴィア・プラハとアウェーで対戦し、7日にはホームで守田英正が所属するハル・シティと戦う。リヴァプールは8日にアウェーで、冨安健洋と鎌田大地が所属するクリスタル・パレスと対戦する(アーセナル公式、サッカーキング)。

出典・参考資料