「唯一引きたくない」相手と準々決勝で

「抽選の前に話していたんだ。『唯一引きたくないのはボーンマスだ』と」(編集部訳、リヴァプール公式サイト)。イラオラ監督はそう明かした。その相手が準々決勝の組み合わせに入った。同監督は2023年夏から2025-26シーズンまで約3季、ボーンマスを率いた人物で、今夏にリヴァプールの監督へ就任した(サッカーキング)。

古巣については「向こうは僕のことをよく知っているし、最近はとてもいい状態でプレーしている。でも、そういうことだ」と語った。さらに「組み合わせには恵まれていない。すでにスパーズ、チェルシーと当たり、今度はボーンマスだ」と続けた(編集部訳、同)。リヴァプールは今大会でここまでにトッテナム、チェルシーと対戦している。ボーンマスは同じ現地28日の4回戦でアストン・ヴィラに3-0で勝っている(ESPN)。イラオラ監督は「僕にとって特別な対戦になる」と認めたうえで、「準決勝に進む権利は自分たちで勝ち取らなければならない。またホームでそれができればいい」と話した(同)。

準々決勝はアンフィールドで行われ、12月14日からの週に予定されている。日程と試合の詳細は、クラブが後日発表する(リヴァプール公式サイト)。

「一体感」を感じているか、との問いに

会見では、チーム内に「一体感」が育っているかも問われた。イラオラ監督は「感じているし、それをうれしく思う。とても大事なことだから」と答え、スタンドの支えを選手たちが感じているとも述べた。リードを許した時間帯にも「行くぞ、さあ」という声があったと振り返っている(同)。本拠地で良い感触で終えたのはこれで3試合目。日曜にも大一番があり、この本拠地4連戦を最高の形で締めくくりたいと話した(同)。

この日はチェルシー戦でリヴァプールが先発を7人入れ替えた。起用の考え方について、監督は「PK戦になった場合に備えて、キッカーを最後まで残そうなどとは考えない。バランスを取ろうとしている」と説明した。ただ、終盤にアレクシス・マクアリスターとアレクサンデル・イサクを入れたときは、「『いざというときには、彼らも送り出せる最高の選手だろう』という考えが頭に浮かび始める」と明かした(同)。

ゴメス「新しい首脳陣のもとで、闘う姿勢を示したかった」

6人目のキッカーとして決めたDFジョー・ゴメスは、試合直後にITVの取材に応じた(リヴァプール公式サイトが掲載)。ゴメスの成功のあと、チェルシーのウェズレイ・フォファナが外して決着している。ゴメスは「新しい首脳陣のもとで、僕たちは闘う姿勢、粘り強さを示したかった」と述べ、「最後まで闘い続けることが大事だった。それをやり切れた」と続けた(編集部訳、同)。