開始10分で2点…どちらもモレイラの仕掛けから
先に動いたのはミランだった。4分、右サイドでボールを持ったモレイラが縦に運んで切り返し、左足でクロスを送る。ボックス中央のクリスチャン・プリシッチが頭で合わせ、ゴール左下隅に決めた(ESPN、DAZN News)。
10分にはCKからモレイラが低いボールを蹴り込み、アドリアン・ラビオが左足ワンタッチで合わせてゴール右に流し込んだ(ESPN、DAZN News、Opta)。モレイラはこの時点で2アシスト。ミランは開始10分で2-0とリードした。
バストーニが1点差に…直後にモレイラの直接FK
インテルは22分、CKからハカン・チャルハノールが蹴り、マヌエル・アカンジが頭でそらしたボールをアレッサンドロ・バストーニがヘディングで押し込んだ。Optaによると、バストーニにとってダービー20試合目での初ゴールだった。その後はミランが押し込まれる時間が続き、34分にはカルロス・アウグストのクロスからジェド・スペンスが至近距離で狙ったが、マイク・メニャンが好反応で防いだ(DAZN News、Football Italia)。
追加点は43分。敵陣でFKを得ると、キッカーのモレイラが左足を振り抜き、壁を越えたボールがゴール右に吸い込まれた。ミランは3-1で前半を折り返した(ESPN、DAZN News)。Optaによると、ミランの選手がダービーで直接FKを決めたのは、集計を始めた2004-05シーズン以降で3人目。過去にはアンドレア・ピルロが2007年12月にセリエAで、テオ・エルナンデスが2025年1月のスーペルコッパで決めている。
終盤はインテルが押し込むもミランが守り切る
ESPNの集計では、試合全体の支配率はミラン43.1%、インテル56.9%。シュート数は7対19、枠内シュートは4対8、コーナーキックは3対11で、メニャンのセーブは7を数えた。インテルは72分にチャルハノールとアンディ・ディウフを下げてピオトル・ジエリンスキとヘンリク・ムヒタリアンを投入。82分にもフェデリコ・ディマルコ、ピオ・エスポージト、アンジュ=ヨアン・ボニーを送り出したが、得点は奪えなかった。
75分には主審のグイダがミランのハンドでPKを示したが、VARの確認でムヒタリアンのクロスがマリオ・ギラの胸に当たっていたことが分かり、判定は取り消された(Football Italia、Opta)。ミランは最後の約20分を押し込まれたが、インテルは決定機をつくれず、逆にアルファジョ・シセのシュートをGKジョゼップ・マルティネスがかき出す場面もあった(Football Italia)。
両監督と選手たちの試合後コメント
ミランは水曜のボローニャ戦に本拠で2-4と敗れたばかりだった。ルベン・アモリム監督はDAZNイタリアに対し「素晴らしい試合ではなかったが、ファンにとっては素晴らしい夜だった」と語り、「こういう素晴らしい夜もあれば、ボローニャ戦のような悪い時期もある。それがプロセスだ」と述べた。オーナーのジェリー・カルディナーレ氏が掲げるスクデット獲得の目標については、「初年度にスクデットを獲るのは非常に難しい。ただ、ミラネッロでの目標はスクデットに戻ることだ」と答えた(Football Italia)。
モレイラはスカイ・スポーツ・イタリアに「今のところ、ミランでのベストゲーム。今のところ、ね」と話した。先制点を決めたプリシッチは、自身がゴールを決めたダービーでミランが4戦全勝であることを問われ、「ダービーで決め続けたい。そうすれば勝てるからね」と笑った。ルカ・モドリッチはCBSスポーツ・ゴラッソに「最初の1分から、今季ベストの試合かもしれない。勝利に値した」と語っている(いずれもFootball Italia)。
敗れたクリスティアン・キヴ監督はスカイ・スポーツ・イタリアで「入り方を間違えた。最初の姿勢と守備での鈍さは、我々の責任だ」と話した。この日のインテルは主将ラウタロ・マルティネスが負傷で欠場。キヴ監督によると、ピオ・エスポージトは体調が悪く、ボニーも当日まで発熱していたため、ディウフとペタル・スチッチを前目に置く3-4-2-1を選んだという。MFニコロ・バレッラは「個人とチームのミスの代償を払った。システムは関係ない」と述べた(Football Italia)。
インテルは勝点25のまま2位に…次節は11月8日
ESPNの順位表(11月1日朝時点)では、1位ラツィオが9試合で勝点25(得失点差+15)、2位インテルが10試合で勝点25(+13)、3位ローマが勝点24、4位ミランが勝点21。ミランは試合前に7あったインテルとの勝点差を4に縮めた(DAZN News)。Optaによると、ミランがセリエAでダービー3連勝を飾るのは、カルロ・アンチェロッティ監督時代の2002〜04年に4連勝して以来。公式戦ではインテル戦8試合負けなし(6勝2分け)となった。ラビオはセリエAの直近5試合連続で得点かアシストを記録(4ゴール2アシスト)。次節は11月8日で、ミランはアウェーでジェノア、インテルはホームでコモと対戦する(DAZN News)。
出典・参考資料
- AC Milan wins the derby!(試合レポート・出場メンバー・得点者) ↗ACミラン公式 · 確認 2026/11/01
- AC Milan vs Inter Milan(試合データ・得点経過・順位表) ↗ESPN · 確認 2026/11/01
- Milan 3-1 Inter: Diego Moreira inspiration for derby success ↗Football Italia · 確認 2026/11/01
- Amorim: 'An amazing Milan night, but we'll have bad moments too' ↗Football Italia · 確認 2026/11/01
- Chivu: 'Inter forced into Milan changes, but still had wrong attitude for a derby' ↗Football Italia · 確認 2026/11/01
- Moreira on best game 'so far' for Milan, while Pulisic is lucky charm against Inter ↗Football Italia · 確認 2026/11/01
- Modric: 'Maybe Milan's best game of the season, we deserved the victory' ↗Football Italia · 確認 2026/11/01
- Barella: 'Inter paid for individual and collective mistakes, needed to do better' ↗Football Italia · 確認 2026/11/01
- Milan 3-1 Inter Stats: Moreira Inspires Rossoneri to Derby della Madonnina Victory ↗Opta Analyst · 確認 2026/11/01
- ミランが3発撃破で“ミラノ・ダービー”を制す! モレイラが直接FK弾含む1G2Aの大活躍…インテルは首位陥落(DAZN News) ↗Yahoo!ニュース(DAZN News) · 確認 2026/11/01



