33分、抜け出して先制アシスト

モナコは週末のリーグ戦でパリFCに1-3で敗れ、ノアシェラン戦は先発を入れ替えて臨んだ(クラブ公式)。南野はそのパリFC戦で途中出場だったが、この日は右サイドで先発した。

スコアが動いたのは33分。南野がスルーパスに反応してDFラインの裏へ抜け出し、ボックス右から折り返すと、ファーに詰めたマティス・デトゥルベがワンタッチで押し込んだ(サッカーキング)。デトゥルベにとってはモナコ移籍後初ゴールだった(クラブ公式)。

このアシストの見方は分かれている。東スポによると、フランスメディア「MAXIFOOT」は南野に6.5点をつけつつ、アシストの場面は「実際には完全に失敗したシュートだった」と指摘した。一方、WOWOWで解説した林陵平氏は「積極性がアシストにつながった」と評価している。

取り消された2つのゴール、最後は90+1分の追加点

後半の立ち上がりには、パリス・ブルンナのゴールに続いて、南野がデトゥルベのクロスを頭で合わせてネットを揺らした場面もあったが、いずれもオフサイドで取り消された(クラブ公式、サッカーキング)。87分には、味方が頭で流したボールを南野がボレーで狙ったが、GKアンドレアス・ハンセンに止められた(クラブ公式)。

90+1分にはマティス・アブリーヌが追加点を挙げ、2-0で試合を締めた(UEFA公式)。フィリペ・ルイス監督は試合後のクラブのインタビューで「ゴールに近づいた時には、脅威となれる選手、リスクを恐れずにプレーできる選手、そして縦への動き出しができる選手が必要だ。タキ(南野)がまさに素晴らしい動きを見せてくれた」と語った(マイナビニュース)。

前日の会見で語っていた「90分間」

南野は左膝の前十字じん帯断裂で長期離脱し、10月15日のCSKAソフィア戦で復帰した。復帰後はこれが4試合目で、これまでの最長出場は約60分だった。前日4日の会見では「90分間プレーする準備は完全にできている。これまでの最長は60分だったけれど」と話し、「攻撃的な選手として、ゴールやアシストでもっとチームを助けたい」とも述べていた(クラブ公式の会見、英語での発言の訳)。この言葉どおり、復帰後初の90分間で、チームの先制点を生んだ形だ。

日本代表の森保一監督は4日の招集時に、南野について「60分以上もプレーできるということは計算もできます」「可能であればフルで出場することもできる」と語っていた(サッカーキング)。代表は11月14日にシンガポールでブラジル代表と対戦する。

モナコはECL3連勝、順位は4位

UEFA公式の順位表では、モナコは3連勝の勝点9。勝点9で4チームが並ぶ中、順位は4位。次戦のECL第4節は26日で、アウェーでスコットランドのハーツと対戦する(サッカーキング)。国内のリーグ・アンでは4試合勝ちがなく(モナコ・ライフ)、次はル・マンとのアウェー戦が代表ウィーク前の最後の試合になる。