AFC「異例の状況」 新日程はFIFAの承認待ち

AFCの公式発表(クアラルンプール発、11月3日付)によると、AFCは大会組織委員会(LOC)とサウジアラビアサッカー連盟(SAFF)との協議を経て、当初2027年1月7日から2月5日の予定だった大会を、2027年12月23日から2028年1月21日に開催すると決めた。AFCは「地域の情勢を受けた物流上の大きな問題や渡航の混乱など、現在の異例の状況」を踏まえた変更だと説明している。新日程はFIFAに提出され、承認を待つ段階で、正式決定にはFIFAの承認が要る。

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サッカーキングによると、LOCは同日、大会公式Xで「素晴らしい大会を実現するため、引き続き準備を進める」と表明した。開催地はサウジアラビアのままだ。AFCの発表文は延期の理由に特定の出来事を挙げていない。日本の報道では、10月にリヤドの国際空港が攻撃を受けて死傷者が出たことなど、サウジを巡る情勢悪化が背景として伝えられている。

森保監督は「アジアカップまで」だった

森保一監督は2018年から日本代表を率い、来年のアジアカップまでが任期とされてきた。JFAの宮本恒靖会長が7月24日の会見で、同大会までは森保監督、それ以降は大岩剛氏が指揮を執ると説明している(ゲキサカ報道)。サッカーキングは、大会で集大成を迎えたうえで大岩氏に引き継ぐ青写真だったが、延期で交代の時期にも影響が及ぶ可能性があると伝えた。

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延期になった場合の任期について、JFAの山本昌邦技術委員長は10月30日、「現段階では仮定の話。何も決まっていない」と話していた。デイリースポーツによると、森保監督が来年3月以降も指揮を執る方向になれば、JFAの理事会で新たな承認の手続きが必要になるという。編集部がJFA公式サイトを確認した範囲では、3日夕方の時点で、この延期を受けた監督人事についての発表は出ていない。

12月30日の吹田戦、11月のパラグアイ戦が「最後」に?

サッカーキングによると、日本代表は11月にシンガポール遠征を行い、14日にブラジル代表、17日にパラグアイ代表と対戦する。年末は12月26日から31日まで国内合宿を行い、30日にはパナソニックスタジアム吹田でキリンチャレンジカップ2026を開く予定だ(キックオフ時間と対戦国は調整中)。JFAが10月15日に発表したこの試合は、もともとアジアカップに向けた準備の一環と位置づけられていた。

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サッカーキングは、大会延期に伴い年末の活動の目的や試合の位置づけの見直しが必要になりそうだと指摘する。年末はインターナショナルマッチウィーク外の活動のため、仮にこの試合が見送りになれば、11月のパラグアイ戦が森保ジャパンのラストマッチになるとも伝えている。12月30日の試合の扱いや、森保監督の最後の試合がいつになるかは、JFAからは示されていない。

U-23アジアカップと日程が重なる

フットボールチャンネルは、ロサンゼルス五輪予選を兼ねるAFC U-23アジアカップが2028年1月4日から22日に日本で開かれる予定で、新日程のアジアカップと重なると指摘した。大岩氏は五輪世代の代表監督も兼ねており、同サイトは「日程が重なる中、去就はどうなるのだろうか」と伝えている。

日本代表は4日(水)14時から、シンガポール遠征に向けたメンバー発表会見を予定している。サッカーキングは、森保監督や山本技術委員長から日程変更や今後の代表活動、監督交代の時期への言及があるか注目されるとしている。

出典・参考資料