会見の冒頭で「VARは眠っていた」

レアル・マドリードのモウリーニョ監督は、バルセロナに2-1で勝った試合後の記者会見で、まず「素晴らしい試合だった」と総括し、続けて判定に触れた。スペイン紙MARCAが会見を採録している。

「(相手は)素晴らしいチームで、審判は素晴らしい試合をしたと思う。ただ、VARは60分に眠っていたと思う。ジョアン・カンセロからディオマンデへの明確なレッドカードだ。それでも素晴らしい試合、素晴らしい勝利だった」

監督は「60分」と話したが、ASとMARCAが伝える該当の場面は後半の56〜57分で、バルセロナが1-1に追いついた61分(ラフィーニャ)の数分前にあたる。

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カンセロがディオマンデの右ふくらはぎを踏んだ場面

MARCAによると、レアルがボールを持ち、ディオマンデが相手守備の間を突いて2点目を狙っていた場面だった。ボールを奪い返そうとしたカンセロが、ディオマンデの右ふくらはぎを踏んだ。フアン・マルティネス・ムヌエラ主審はプレーを流し、カードは出なかった。MARCAは「リプレーでは接触は明白で、レッドの可能性がある」と書いた。ASは、VARがこの場面を確認しなかったと伝えている。

チュアメニは近くで見ていて、すぐに両手を上げた(MARCAは、危険なプレーだと感じた反応と伝える)。ディオマンデは足を引きずったが、そのままプレーを続けた(AS)。

2026年10月25日のバルセロナ戦で、ゴール後に仲間と喜ぶレアル・マドリードの選手たち。左が背番号25のディオマンデ
25日のクラシコ、ゴール後の祝福の場面。左が背番号25のディオマンデ、右奥にギュレル(15)とベリンガム(5)。どの得点かは掲載元に記載なし。写真:レアル・マドリード公式サイト掲載

審判分析担当は「警告は妥当、VARの対象ではない」

見方は割れている。AS紙とカデナSERの審判分析を担当するイトゥラルデ・ゴンサレス氏は、25日夜に公開した判定解説で、この場面は57分のことで、カンセロに警告が出るべきだったと指摘した。一方で、レッドやVAR介入までは求めていない。

「VARの対象ではない。明らかなイエローで、警告に値する。ただ、相手の脚に過度な力がかかった明白な踏みつけとは言えない」(イトゥラルデ氏、AS)

同氏は、69分にレアルの選手がPKを求めた場面(エンバペとの競り合いでバルデの腕にボールが当たった)についても「何もない。2人がボールを競っていて、腕は自然な形だ。当たってはいるが、罰せられる接触ではない」と述べている。

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バルセロナのフリック監督は試合後、「後半は攻め込み始めたが、まさにその場面で大きな集中の途切れがあり、それが試合を失う原因になった」と話した(AS掲載のコメント)。掲載された部分に、判定への言及はない。

「カンプ・ノウで勝つためではなく、優勝するために」

同じ会見でモウリーニョ監督は、シーズンを通した目標についても語った(MARCA)。「今日勝っても、エル・サルディネロ(ラシン・サンタンデールの本拠地)で負ければ意味がない。レアルはカンプ・ノウで勝つためではなく、優勝するためにプレーしている」

また、負傷を抱えながら40分以上プレーしたバルベルデについて「限界までやり切った」と称えた。

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バルセロナ27、アトレティコ25、レアルは勝ち点24で3位

ラ・リーガ公式の順位表では、10試合を終えてバルセロナが9勝1敗の勝ち点27で首位を保ち、アトレティコ・マドリードが25で2位。レアルは8勝2敗の24で3位に入り、首位との勝ち点差を3に縮めた。