エンバペのPKで先制、ベリンガムが7試合続いた無得点を止める

11分、左から仕掛けたエンバペがボックス内でマッテオ・プラーティに倒されてPKを獲得し、自ら右足でゴール左下隅に決めた(LaLiga公式、サッカーキング)。エンバペは公式戦5試合連続ゴールとなった(サッカーキング)。

21分には、ディーン・ハウセンの縦パスをエンバペが落とし、アルダ・ギュレルがワンタッチで出したスルーパスにベリンガムが抜け出した。ベリンガムはGKをかわして右足で流し込み、2点目を奪った(LaLiga公式、サッカーキング、レアル・マドリード公式)。

ESPNによると、これがベリンガムのレアルでの50得点目で、イングランド人選手では初めて。ベリンガムは7試合続いていた無得点にも終止符を打った。すでにクラブのイングランド人最多得点者で、2位はデビッド・ベッカムとローリー・カニンガムの20ゴールだった(ESPN)。

36分には、コーナーキックのこぼれ球を拾ったヤン・ディオマンデがボックス手前の中央から右足で強烈なハーフボレー。ボールはゴール左上に突き刺さり、前半で3-0になった(サッカーキング、LaLiga公式)。

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後半は無失点で逃げ切り…ラシンのPKはVARで取り消し

後半、ラシンは立ち上がりに反撃したが、レアルは決定機を作らせなかった。60分にはエンバペのミドルシュートが右ポストを直撃し、直後にはギュレルのクロスにベリンガムが飛び込んだ(サッカーキング)。LaLiga公式のデータでは、シュート数はレアルが22、ラシンが10で、ボール支配率はレアルが53.7%、ラシンが46.3%だった。

70分過ぎには自陣ボックス内でオーレリアン・チュアメニの腕にボールが当たり、ホセ・ルイス・ムネラ・モンテーロ主審は当初ラシンのPKを宣告したが、VARから連絡を受けてモニターで確認し、取り消した(サッカーキング、レアル・マドリード公式)。LaLiga公式はこの場面を「VARの判定:ラシンのPKなし」と記録している。試合後の記者会見でモウリーニョ監督は「私にとっては、PKではなかったことは明らかだ」と話した(レアル・マドリード公式)。ロスタイムにはベリンガムが決めた場面もあったが、オフサイドで得点は認められなかった(レアル・マドリード公式、COPE)。

11分のPKについては、スペインのエル・ナシオナル紙が物議を醸したPKだったと伝えた。ソモスフットボルは、接触はあったもののVARは主審にモニターでの確認を求めなかったと報じている。

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15年ぶりのサルディネロ…前日にモウリーニョが語っていたこと

レアルのラシン訪問は、リーグ戦では2011年9月以来15年ぶり。当時も指揮を執っていたモウリーニョ監督のチームは0-0で引き分け、その季は勝ち点100・121得点で優勝した(レアル・マドリード公式)。試合前日の10月31日の記者会見で、同監督は「最後の勝利は、もう一度勝てば大きな意味を持つ。いま先週末に得た勝ち点を落とせば、あの勝利は同じ意味を持たなくなる」と話し、ホームで負けていないラシンについて「尊重しなければならない」と警戒していた(同公式)。

同じ会見で、モウリーニョ監督はバロンドールの投票結果にも触れ、「私が少し驚いたのは、ジュード・ベリンガムの順位が11位だったことだ。コメントはしない」と述べていた(同公式)。翌日のゴールで、そのベリンガムがレアル通算50得点に到達した。

勝ち点27で3位…次はアテネ、バレンシアとアウェーが続く

LaLiga公式の順位表(日本時間2日午前8時半ごろ時点)では、バルセロナが勝ち点30、アトレティコ・マドリードが28、レアルが27で3位。レアルは11試合で9勝2敗、得失点差はプラス18で、首位バルサとは3差、2位アトレティコとは1差になった。敗れたラシンは勝ち点11の16位(3勝2分け6敗)。試合前まで今季のホーム戦で無敗(3勝2分け)だったが、初めて敗れた(レアル・マドリード公式のプレビュー、サッカーキング)。

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レアルは次、水曜(11月4日)にチャンピオンズリーグでAEKアテネ、7日にはラ・リーガでバレンシアと、いずれもアウェーで戦う(レアル・マドリード公式、サッカーキング)。モウリーニョ監督は前日の会見で、7日間で3試合・3度の遠征になる日程を「LaLigaかテレビが贈ってくれた、とても大きなプレゼントだ」と皮肉っていた。ラシンは7日にマラガとアウェーで対戦する(サッカーキング)。

出典・参考資料